RUTILEA

CASE STUDY: 金型鋳造メーカー

AIを用いた刃具の自動検査装置

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エンドミルと呼ばれる刃具は、金属製品の切削、 穴開けなど金属加工に使われる刃具のことで、用途によって様々な形状や大きさがあります。刃具の欠けや刃先の摩耗などは加工精度に影響するだけでなく、刃具の破損によるけがなど作業者の安全にも影響するものです。
本ソリューション導入までは刃具の検査は全てヒトの手で行われていたため、刃具のIDとデータ管理まで全て手動で行われていた。検査後の刃具は使用可能工具と使用不可の工具に分けられ、使用不可の工具は刃具メーカに再研磨といわれる刃先の砥ぎ直しを依頼しています。

刃具の検査に伴う課題

今まで刃具の検査は、カメラの焦点をヒトの手によって合わせ、作業者が目視によって行っていました。刃先の傷や欠けは照明のあて方や刃具の傾きによって映りが異なり、 判定結果も作業者によって安定していませんでした。また、刃具は最小直径1mm程の細かなものまであるため、目視による検査では焦点を合わせることが困難でした。

弊社ロボットとアルゴリズムによって検査自動化を実現

本ソリューションは搬送・検査・仕分けを全て自動で行います。
作業者の負担を減らすため、検査装置までの運搬・仕分け作業を行うロボットを導入した。様々な工具を運搬するため、 ハンドやストック箱は仕様に合わせて制作をした。
刃具の状態をデータを呼び出すため検査前にIDを自動で読み取り、刃先の径に合わせて撮影するカメラを使い分けます。そして独自のアルゴリズムを用いて自動でピントを合わせて撮影をし、刃面の拡大画像を表示します。判定結果を表示、データベースに保存したのちに利用可能かを仕分けします。

年間800万円の人件費削減、作業者の負担軽減を実現

正確な検査精度を達成し、刃具の検査する人件費が70万円/月削減を実現しました。また刃具の正面・側面のどちらに傷や摩耗箇所があるかを判断するため、刃具使用方法の見直しや傷のつく特徴を可視化することができました。さらには自動的に画像を作成するため、人の目で再確認がしやすく、 素人にも傷や摩耗がはっきりと視認しやすくなり、作業者の負担軽減にも貢献しました。